山形市での暮らしの特徴のひとつとして、家計支出における光熱費が高いことが挙げられます。家計調査における山形市の品目別消費ランキング(1世帯当たりの品目別年間支出額:平成26~28年平均)を見てみると、電気代は全国3位、プロパンバスは全国1位、灯油は全国5位など、いずれも全国の都市の中では非常に支出額が大きく、家計においてエネルギー関連の消費が大きな負担となっていることがわかります。山形暮らしにおいては、光熱費が少なくて済む家づくりを行うことは、理に適ったことだと言えるでしょう。
山形県ホームページ 「家計調査」における山形市の品目別消費ランキング(平成26~28年平均)より
http://www.pref.yamagata.jp/ou/kikakushinko/020052/tokei/kakei.html
「2020年の省エネ基準適合住宅の義務化」とは、「住宅を新築する際に新しい省エネ基準に適合させることが2020年に義務化される」ということです。
私たちが考える「エコハウス」の観点から見ればその基準は必ずしも高いものではありませんが、住宅の省エネルギー化はこれからますます社会的に求められていくことは間違いありません。そうした中で、断熱性能の基準を満たさない家の資産価値というものは、今後大きく目減りしてしまう可能性が高いと言えるでしょう。
「低温は万病の元」というのが欧米では常識になっているという話があります。寒い家に我慢して暮らすというのはいいことではありません。日本では、年間ヒートショックで命を失う人の数は、交通事故で命を失う方の数よりも多いと言われています。暖かい家に暮らすということは人が健康で暮らすための条件です。それは医療費や介護費の削減にもつながることでしょう。住宅の温熱環境を高めることで、家族の健康を守っていきましょう。